薄味のミステリー

第4回「このミステリーがすごい!」大賞を
受賞したベストセラー小説を映画化。
拡張型心筋症に施す術式「バチスタ」を,
連続成功させたチームが,3回続けて失敗。
その原因究明を,不定愁訴外来(通称「愚痴外来」)の田口公子と,
厚生労働省の白鳥が解明してゆく。
女性に変更された原作の主人公,田口に抱いた不安はすぐに解消。
手術に詳しくない素人目線で,
観客と作品の橋渡しをしてくれて,
なおかつ魅力を伴った人間味も感じ,
違和感なく映画の世界観に入ってゆけた。
頼りなさと,ほんわかした優しさが同居した女性を,
竹内結子さんが自然に好演。
相手となる白鳥は,
嫌なヤツなのに,憎めない。
優れた行動力と洞察力が頼もしい。
阿部ちゃんのハマり役が,またひとつ増えました。
田口&白鳥シリーズの
「ナイチンゲールの沈黙」「ジェネラル・ルージュの凱旋」
「螺鈿迷宮」の映像化もいけるかも。
みんな犯人っぽい,
一筋縄にいかないチームバチスタの面々は,
結束力が見えなくてバラバラ。
自我の集まりという意味では,現実味あるものの,
個性的な集団までは,あと一歩足りない。
終盤の解明劇はやや見応えがある反面,
それまでの,命が失われているのに深刻度が低く,
緊張感のない緩いゲーム的な世界観が,
ドラマに真実味を与えておらず,
その結果,高い技術を持つ慢心,
医者不足,縁の下の力持ち麻酔医の多忙,
先生の孤独など,
医療の問題が見えるだけで伝わらず,
ただ感じの悪さだけが残った。
しかも,キャラクターの描き方が,
俳優のイメージにマイナス作用していて可哀相。
誰と誰かはネタバレになる為,書きません。
激昂する意味が分からないMRI技師,
会話に挿まれる微妙な間,
アップの多用,
わかりやすく煽る音楽。
「レモンティー」
ロックの重低音は心臓に悪いんじゃあ・・・。
安っぽい演出と,
ソフトボールで終わる締め,
雰囲気を台無しにするEXILEの歌に不満。
田口先生が患者に励まされる場面で終わった方が・・・。
エンターテイメントとしても,
ミステリーとしてもいまいちでした。
これなら,「医龍」を映画化してくれた方がよっぽど・・・。
監督,この映画に乗り気じゃなかった?
期待した気分がおさまらない消化不良は,
原作を読み返すと,気持ち良〜く解消されます・・・。
※ 原作者の海堂尊さん,アガピ君のストレッチャー押してます。。
監督:中村義洋
出演:竹内結子,阿部寛,
吉川晃司,池内博之,
玉山鉄二,井川遥,
田口浩正,田中直樹,
佐野史郎,野際陽子,
平泉成,國村隼 ほか
上映時間:120分
・ 公式サイト
・・原作の感想
・・ドラマ版
・・映画第2弾ジェネラル・ルージュの凱旋」
★ ポチッと。。 →
第4回「このミステリーがすごい!」大賞を
受賞したベストセラー小説を映画化。
拡張型心筋症に施す術式「バチスタ」を,
連続成功させたチームが,3回続けて失敗。
その原因究明を,不定愁訴外来(通称「愚痴外来」)の田口公子と,
厚生労働省の白鳥が解明してゆく。
女性に変更された原作の主人公,田口に抱いた不安はすぐに解消。
手術に詳しくない素人目線で,
観客と作品の橋渡しをしてくれて,
なおかつ魅力を伴った人間味も感じ,
違和感なく映画の世界観に入ってゆけた。
頼りなさと,ほんわかした優しさが同居した女性を,
竹内結子さんが自然に好演。
相手となる白鳥は,
嫌なヤツなのに,憎めない。
優れた行動力と洞察力が頼もしい。
阿部ちゃんのハマり役が,またひとつ増えました。
田口&白鳥シリーズの
「ナイチンゲールの沈黙」「ジェネラル・ルージュの凱旋」
「螺鈿迷宮」の映像化もいけるかも。
みんな犯人っぽい,
一筋縄にいかないチームバチスタの面々は,
結束力が見えなくてバラバラ。
自我の集まりという意味では,現実味あるものの,
個性的な集団までは,あと一歩足りない。
終盤の解明劇はやや見応えがある反面,
それまでの,命が失われているのに深刻度が低く,
緊張感のない緩いゲーム的な世界観が,
ドラマに真実味を与えておらず,
その結果,高い技術を持つ慢心,
医者不足,縁の下の力持ち麻酔医の多忙,
先生の孤独など,
医療の問題が見えるだけで伝わらず,
ただ感じの悪さだけが残った。
しかも,キャラクターの描き方が,
俳優のイメージにマイナス作用していて可哀相。
誰と誰かはネタバレになる為,書きません。
激昂する意味が分からないMRI技師,
会話に挿まれる微妙な間,
アップの多用,
わかりやすく煽る音楽。
「レモンティー」
ロックの重低音は心臓に悪いんじゃあ・・・。
安っぽい演出と,
ソフトボールで終わる締め,
雰囲気を台無しにするEXILEの歌に不満。
田口先生が患者に励まされる場面で終わった方が・・・。
エンターテイメントとしても,
ミステリーとしてもいまいちでした。
これなら,「医龍」を映画化してくれた方がよっぽど・・・。
監督,この映画に乗り気じゃなかった?
期待した気分がおさまらない消化不良は,
原作を読み返すと,気持ち良〜く解消されます・・・。
※ 原作者の海堂尊さん,アガピ君のストレッチャー押してます。。
監督:中村義洋
出演:竹内結子,阿部寛,
吉川晃司,池内博之,
玉山鉄二,井川遥,
田口浩正,田中直樹,
佐野史郎,野際陽子,
平泉成,國村隼 ほか
上映時間:120分
・ 公式サイト
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コメント
コメント一覧 (16)
僕は試写会で観ましたよ♪\(O´∇`O)アーイ
まあまあ面白かったです。竹内結子と阿部寛がナイスの森でしたね。特に阿部寛がいっちゃってましたね(笑)。あの球場の照明は修理代いくらでしょうかね(笑)?(´ω`)ハッハッハッ
二回も壊してましたからね。
でも,きっと払わないんでしょう白鳥さんは。^^;
TB&コメントありがとうございました。
『原作者の海堂尊さん,アガピ君のストレッチャー押してます』−ええっ〜〜!!全然気が付きませんでした。残念!!
それにしても・・・言い難いのですが、薄っぺらな物語にしてしまいましたね〜
原作の筋を追ってはいましたが・・・それが良くなかったんじゃーないかしら?と思いました。
もっと原作の魅力の一点に的を絞って、見応えある映画に出来たんじゃーないでしょうか。
この映画を観て、原作を読んでみよう!と思ってくれる人はあまりいないかも・・・と思うと寂しいです。
原作の良い部分がだいぶそがれた気がします
ソフトとロックいらね、、
田口センセが女性もどうしても違和感が
心温まる後日談が無かったのも、は贅沢か?
アクティブフェーズが半端だったのが
最大の不満、ちゃんと捜査してください。
気合の感じられないタラ〜っとした作品だったような印象です。それは田口先生のキャラのせいかな?
素直に犯人探しは楽しめましたが・・・どうもインパクトに欠ける映画だったなあ。キャラの描き方も、その心理の描き方も薄っぺらで深みが感じられなかったのが残念です。
マイナスイメージやのに,なんで出てるねん!
って海堂さんにツッコミを入れました・・・。
>くまんちゅうさん
観客置き去りで,
勝手に解決しちゃった感がありました。
捜査といえば,嘘泣きを暴いただけ。。
>睦月さん
眠気を感じました・・・。
無駄が多いし,深みも無いし・・・。
残念でしたね。
原作読まれたんですね。
私は原作読んでいなかったからまだ楽しめたのかも・・・。
阿部ちゃんは確かによかったですね。
犯人も最後まで誰?誰?ってわかりませんでした。
原作もぜひ!
引き込まれる面白さですよ!
ロックを病院の庭で演奏するのもねえ。
この映画、もうちょい上手く面白く作れたと思うんですが...う〜ん。
アガピ君のストレッチャーを押していた作者の海堂先生、さすがに周りに溶け込んで(オーラ無しw)居るのが分からなかったです(笑)
>監督,この映画に乗り気じゃなかった?
たまたま監督のインタビュー記事を読んだところ、オファーを受けた時は原作通り「3人の立場の違う男の話」だったそうです。
受けた後で、主人公が女性になったと言われてちゃぶ台ひっくり返そう二なった、とありました。(^^;;;
そこから、女性を主人公に練り直したから、ちょっと無理があった部分もあったのかもしれませんね。
でも、シリーズ化したらあのコンビは面白くなりそうとは思いました。
>原作者の海堂尊さん,アガピ君のストレッチャー押してます。。
ひぇ〜全然気付かなかったというか、まぁ原作者のお顔も知らないわけですが。(笑)
「他の患者さんのご迷惑になりますから」
って誰か注意してほしかったです。^^;
>あんさん
ハリウッドリメイクした方が面白くなりそうな気もします。
さりげなさすぎて見逃すところでした,海堂さん。
>ルールーさん
紆余曲折あったのでしょうね・・・。
もっともっと脚本を推敲してほしかったなぁ。
海堂さんは,三谷幸喜さんに似てます。^^
途中、かなり睡魔に襲われました。
吉川と、池内から手術されるのは・・・・やだな。
素人にもほどがありますよね・・・。
血が苦手なだけにしとけばいいのに。
たしかに,あのチームに手術はされたくありません。。
そのような印象になっても仕方ないような、中途半端さでしたね。
重厚な医療現場のドラマでは、「白い巨塔」のようになってしまって、受けないでしょうし。。
手術シーンの充実に力を置いて説得力を持たせようとくしんされたんでしょうが。
肝心の人物たちが、描き方が浅くなってしまったのは、残念でしたね。
原作の上辺だけをなぞっているような感じでした。
TVドラマにしてもいいような気もします。