青山七恵 著
先を見通せない気だるさと閉塞感を抱えた知寿は,
盗み癖と意地の悪い想像癖を持つ。
母の紹介で,ある家にやってきた彼女は,
そこに住む吟子さんとの共同生活を始める。
自分の時間の流れを変えない吟子ばあちゃんが魅力的でした。
登場人物たちの裏に雑踏を想起させる
駅の傍の家という環境設定から,
人生を電車に置き換えたテーマが見える。
馴染みの駅を増やすように,生活圏を広げてゆく人間。
どんな些事でも,用事があるから,人は生きている。
ユーモアが含まれた,軽くて読みやすい文体は好印象でも,
許されない恋で締める終わり方は好きじゃない。。
★ 第131回 芥川賞を受賞
には疑問・・・。 それほどの深みは・・・
盗み癖と意地の悪い想像癖を持つ。
母の紹介で,ある家にやってきた彼女は,
そこに住む吟子さんとの共同生活を始める。
自分の時間の流れを変えない吟子ばあちゃんが魅力的でした。
登場人物たちの裏に雑踏を想起させる
駅の傍の家という環境設定から,
人生を電車に置き換えたテーマが見える。
馴染みの駅を増やすように,生活圏を広げてゆく人間。
どんな些事でも,用事があるから,人は生きている。
ユーモアが含まれた,軽くて読みやすい文体は好印象でも,
許されない恋で締める終わり方は好きじゃない。。
★ 第131回 芥川賞を受賞
には疑問・・・。 それほどの深みは・・・
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コメント
コメント一覧 (5)
トラックバックありがとうございました。
駅のそばの吟子さんの家は印象的な風景でした。
駅のそばという雑踏の中でも静かな世界を作り出していますが、それはそのまま吟子さんという人なのでしょうか?
最後の不倫は、ショックでしたね。
僕もこの最後はいらないと思います。
芥川賞は、やはり新人作家というものが出てしまうと思いますよ。
前回受賞の伊藤さんの「八月の路上に捨てる」もそうは優れた作品ではないのでしょうが、今後が気になるということでは?
時間の流れを変えない吟子ばあちゃんですか・・・なるほどと思いました。
人生を電車に置き換えたテーマ・・・これにも感心しました。
読みが深いですね。
自分はなかなか好印象な本でした、期待を持てる作家だなあというのが率直な読後感でした。
TBありがとうございました。
吟子さんを主人公にした物語も読みたいですね。
芥川賞は,これからに期待しま賞な感じでしょうか・・・
>雪になあれさん
文体に嫌な印象はなくて,好きではあります。
「窓の灯」も近いうちに借りてこよう〜^^
>ユーモアが含まれた,軽くて読みやすい文体は好印象でも,許されない恋で締める終わり方は好きじゃない。。
ここ読んで、私も、ちょっとそこ(不倫系恋愛)が、気になっていたので、同じ風に思っていらっしゃる方がいる〜って思いました。
なかなか面白かったものの、芥川賞っていうのは、ちょっと解らなかったです(そもそも、その手の賞を取る作品か、否か?という目利きが無い自分でありますが(^^;))
芥川賞というと深い深〜いものを
どうしても期待してしまうんですが,
最近はさらっと読めるものが受賞していますね。。
なんでやろ・・
あの終わり方でなければ,
もう少し好き度はアップしていました。