攻める手を止めてこそ，安らぎが生まれる！
原作は日本のコミック。（読んでいません）
「戦わずに守る，人を愛す」などの思想を持つ集団，
紀元前5世紀の中国に実在した「墨家」を描く。
前半，ダラダラと続く準備のシーンが眠い。
中盤，いよいよの戦闘は，
中国ならではの人海戦術が，本物の迫力に満ち圧巻！
なんだけど，知略に富んだ戦いには見えない・・・
ここはあまり期待しない方がいいです。。
興奮もありません。
梁の王様たち感じ悪いし。
役者の演技と，反戦が際立つ後半の展開は良かった。
部下や民を思い，平和を望む意志こそ，上に立つ者には必要。
時代に関係なく争いは醜い。
響かせたいものの意図が伝わり，考えさせられます。
が，しかし，革離の葛藤が表面的だから，
悩む姿と，行動が相反しているように見えてしまい，
中途半端なメッセージ性になってしまっている。
そこが残念。
文字だけじゃなく映像で，
墨家の思想を丁寧に時間をかけて描き，
その教えを胸にした革離が意気揚々と梁に赴くも，
続く攻防の間に，犠牲者を生んでしまう現実に気付く。
こんな構成の方が・・・などと妄想。
あと，ラブストーリーは余計やんと思いつつ，
ファン・ビンビンの可愛さに許してしまう自分が情けなく思われ・・・
希望を含んだラストシーンは好き。
原題：A BATTLE OF WITS
監督：ジェイコブ・チャン
出演：アンディ・ラウ，ファン・ビンビン，ウー・チーロン，
チェ・シウォン，ワン・チーウェン，アン・ソンギ 他
上映時間：133分
・ 公式サイト
★ 参加しています。 ご協力頂ければ嬉しいです！ →
原作は日本のコミック。（読んでいません）
「戦わずに守る，人を愛す」などの思想を持つ集団，
紀元前5世紀の中国に実在した「墨家」を描く。
前半，ダラダラと続く準備のシーンが眠い。
中盤，いよいよの戦闘は，
中国ならではの人海戦術が，本物の迫力に満ち圧巻！
なんだけど，知略に富んだ戦いには見えない・・・
ここはあまり期待しない方がいいです。。
興奮もありません。
梁の王様たち感じ悪いし。
役者の演技と，反戦が際立つ後半の展開は良かった。
部下や民を思い，平和を望む意志こそ，上に立つ者には必要。
時代に関係なく争いは醜い。
響かせたいものの意図が伝わり，考えさせられます。
が，しかし，革離の葛藤が表面的だから，
悩む姿と，行動が相反しているように見えてしまい，
中途半端なメッセージ性になってしまっている。
そこが残念。
文字だけじゃなく映像で，
墨家の思想を丁寧に時間をかけて描き，
その教えを胸にした革離が意気揚々と梁に赴くも，
続く攻防の間に，犠牲者を生んでしまう現実に気付く。
こんな構成の方が・・・などと妄想。
あと，ラブストーリーは余計やんと思いつつ，
ファン・ビンビンの可愛さに許してしまう自分が情けなく思われ・・・
希望を含んだラストシーンは好き。
原題：A BATTLE OF WITS
監督：ジェイコブ・チャン
出演：アンディ・ラウ，ファン・ビンビン，ウー・チーロン，
チェ・シウォン，ワン・チーウェン，アン・ソンギ 他
上映時間：133分
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製作年度 2006年
製作国 中国/日本/香港/韓国
上映時間 133分
監督 ジェィコブ・チャン
製作総指揮 ワン・チョンジュン 、スティーヴン・ン 、ホン・ボンチュル
原作 森秀樹（漫画） 、酒見賢一 、久保田千太郎
脚本 ジェィコブ・チャン
音楽 川井憲次
...
１０万の敵にたった１人で挑んだ男。使命は「戦わずして、守ること」
紀元前370年頃、巷淹中（アン・ソンギ）率いる趙の10万の大軍が住民わずか4千人の梁城に攻め入ろうとしていた。梁王（ワン・チーウェン）は墨家に援軍を頼んでいたが時間切れで、降伏しようとした時に....
戦乱の中国
知恵と戦術を屈指して戦う
「墨家（ぼっか）」という集団が存在した
この男（革離）、10万人の敵に
たった1人で挑む。
それは、かつてない知略に富んだ戦い
戦いにおいて知恵や策略を巡らし、多勢を打ち負かすというプロットは今まで数々の歴史を生み、映画にも使われてきた。
ベトナム戦争のゲリラ戦や室町時代の楠木正成の存在が思い起こされるが、この作品は春秋戦国時代に存在したと言われる集団・墨家の....
●墨攻●
●監督；ジェィコブ・チャン
●原作；酒見賢一 ●コミック；森秀樹/久保田千太郎
●音楽；川井憲次
●出演：アンディ・ラウ/アン・ソンギ/ワン・チーウェン/ファン・ビンビン/
ウー・チーロン/チェ・シウォン
●製作年度 2006年 中国/日本/香...
コメント
コメント一覧 (21)
akiraさんの映画の感想には
なにげにいつも激しく同意しているのですが
今回もまた然り。。。
”知略に富んだ戦い”を期待していただけに
ちょっとガッカリしてしまったけれど
結果的には人と人とが争うことの醜さについて
考えさせられました。
いつもTBありがとうございます。
＞希望に満ちたラスト…
アンディは自分の出資で２作目準備しているそうです。
やはりその前に原作で勉強でしょうか？
梁の王様も憎たらしかったけど、それ以上に憎かったのが横にいたじっちゃま。あの人が王に色々言うから王も疑心暗鬼になってしまったのではないでしょうか？(＾＾;)
くそ〜・・アン・ソンギにバッサリ斬られるかと思ったのに・・ｗ
宣伝文句に騙されました。。
内容の深さは伝わっても，
胸を打つまでには至らず，
もったいない印象を受けました。
＞chikatさん
そうなのですか！
2作目，期待しましょう。
原作，図書館にあるかな。。
＞メビウスさん
自分では何も考えていない王に見えて，
しっかり行動に移すところが怖い・・・
私も宣伝文句にやや騙された？くちですが、この映画のお陰で中国の思想手段について知る事が出来たのは収穫でした。アン・ソンギさんが良かったです。
公開日の夜
「世界ふしぎ発見」のテーマが墨家でした。
微妙な出来でも，
知らなかった歴史を教えてもらえたし，
意義のある映画だったと思います。
努力家ですね，剛くんは！
ハングル，チョンマルブックでちょっとかじりましたが，すぐ挫折。。汗
書き込みははじめましてですね。
ラブストーリー無くても良いと私も思いましたが、革離のストイックさを出すためかなぁと、自分を思いこませています^^;。
話はそれますが、eiga.comのブログパーツ、いいですね〜。私も貼ってみようっと♪
浸水の牢屋を探すシーン，
長いから助けられたんちゃうんと突っ込んでしまいました。
ブログパーツ，若干重いです。。
面白いところもあったのですが、いくら非攻でもやはり闘いは闘い。
不条理ですよね。
思ったよりも真面目な映画で、娯楽作なのか反戦映画なのか？微妙なできでしたね。
２作目ですか。どうなんでしょう？笑
どっちつかずになってしまった惜しい映画です・・・
2は・・・出来るのでしょうか。
なかなか迫力のある映画でしたね。
ただ墨家について知らないと、理解が薄まりますね。
確かに前半はちょっと眠いですね。
前知識を必要とする映画でした。。
ドラマ色が濃くなる後半が好きです。
墨家は専門分野に分かれていて、戦う分野に、守る分野、技術部門、みたいに専門的になっているのですが、革離はひとりで来ちゃったか全部やらんといけん！と言う八面六臂、孤軍奮闘の活躍をするわけですよ。
本読んでると、やけに簡単に準備が終わったなあと感じてしまいました、あれでも。
と言うことで、２はいいです。
でもアンディかっこよすぎたので、また見てもいかなっと。
準備の孤軍奮闘をじっくり観たかったですね。
とはいえ，彼のかっこよさで，
映画が締まっていました。＾＾
でも私は思想の方が面白くって、そちらで満足しました。
墨家の思想も絶対的なものじゃないなってとこまで踏み込んであったのは良かったと思います。
私も宣伝文句に騙されたクチです。
でもけっこうよかったです。
原作読んでないのでよくわかりませんが
膨大であろう原作の内容を
中華映画にしては格段に長い133分にまとめたのは
それなりに褒めてあげたいです。
破綻は見えているけど，
希望も消えないという終わり方も良かったですね。
＞あさこさん
まだ削った部分がありそう。
DVDに期待。＾＾
戦闘シーンの戦略においてはマンガで
補完したほうがいいようですよ。
知ってる人はちょっとガックシしてるみたいですが。
アンディラウとアンソンギはかっこよかった〜〜〜。
アジアが終結して今の世の中に平和を問う映画。
・・・と思えば作品がこうしてたくさんのひとに
見てもらう意義は十分ありかと。
日本人の原作で、実際は手さぐりで謎の多い
古代中国の世界を
あたかも歴史ドキュメンタリーみたく
現地のひとさえうけいれてくれたってのは
すごいことではないかと・・・。
そうですね。
ある意味，快挙！
原作，図書館にでも探してみます。。