572f3f0e.gif永井 豪 原作の「デビルマン」待望の実写映画化。



オープニングの家族団欒,背中痒かった・・
他人の集まりみたいな上滑りのセリフに,寒っ!

そこから最後まで見事に面白くなかった・・・

主演の二人,伊崎兄弟の演技が下手すぎ。
棒読みで感情表現に乏しく,話す度に腹立つ。

権力やパワーを持つとすぐに争いを始める人間への皮肉,警鐘などの,
深いと思えるメッセージも,二人の為に全く伝わらず。

苦悩とか葛藤なんて,これっぽちも無い。

彼らをフォローするはずの脇の人達も甘いし。

CG,VFXは凄いのか,しょぼいのか中途半端で微妙。
シレーヌはあんなゲスト出演みたいな形にするんなら出さなくても良かったんじゃあ・・

全世界で大混乱なのに地域限定の狭い世界観にも何だかなぁ・・

ストーリーは漫画やアニメで広く知られているから適当で良いよね。
そんな声が聞こえてきそうな脚本の酷さも悲しい。

全編が退屈すぎて早送りしたかった。

腹立ち過ぎて,スクリーンにドロップキックしたくなった。

こんなに駄目駄目な映画,関係者の試写会で,誰も指摘しなかったの?

永井豪さん,ハリウッドのオファーを断ってきた甲斐があった。
とおっしゃっていますが,本心なのでしょうか?

御自身,二回も嬉しそうに出演されていましたが・・・。

デーモンの蔓延で,疑心暗鬼になった人々が犯す凄まじい争い,
観ていて気持ちの良くないシーンが多くて,正直しんどい。

原作もそうだけど,メッセージがあるから耐えられるというか心に響く。
映画では訴えるものが何もないから,暴力だけが先行して気分が悪くなる。

まるで軽石みたいな命の演出で,未来の希望とか語ってほしくない。

不満だらけの本編で,あえて見どころを挙げるとすればラスト近くの地獄絵図。
終末世界が怖く圧倒的に表現されていて見応えあり。
だけど直後の演技シーンでやっぱりイライラ・・・

腹立つ要素ばっかりで観ている方がデーモンになるわ!
怒りが頂点に達しようとした時に流れるエンディング,
hiroの歌声が清涼剤のようで全身を癒してくれました。

少しだけイライラが軽減され劇場を出ると,無性に原作とアニメが見たくなりました。



監督:那須 博之

出演:伊崎 央登,伊崎 右典,酒井 彩名,宇崎 竜童,阿木 燿子 ほか

上映時間:116分



デビルマン

東映
2005-04-21
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映画主題歌「光の中で」

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