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フィルモグラフィーが名作揃いのポン・ジュノ監督最新作。


失業中のキテク(ソン・ガンホ)の息子のギウが裕福なパク家に家庭教師として働くことになり、そこから始まるパラサイト(寄生)。

身元がバレないように綱渡りの寄生生活がスリリングと滑稽に満ちて、なおかつコミカルに展開して笑える。


本田望結似のダヘは命の恩人。

ダソンは将来、トラウマを芸術へと昇華させて活躍するといいな。


キテク家には一定程度の教養があるし、底辺の生活ではない。
家族それぞれ安定した職に付けない日々が続くうち、パラサイト活動を思いついたのだろうな。


半地下住宅は、ちょっといいなと思った。
浮世離れを感じて、落ち着きそう。


木村佳乃似の妻を持つパク家の印象は悪くない。
悪知恵には賛同できないが、生命力あるキテク家も応援してしまう。

どちらかの家族に憎たらしさがあると、やっちまえ感が出てしまう。
それがないからこそ、どちらも同じ人間であると伝える。


大雨災害で避難所に身を寄せる人たちがいる一方で、優雅な暮らしを続けられる家もある。

そんな格差社会に気付いたギウの今後が、すっごく気になる。


すべての人が平等な暮らしをすることは、あり得ないから解決は困難。

やるせなくて、切ない余韻。


観る側の経済状況でも、本作への捉え方が違ってきそう。


水の流れに揉まれて削られ形をなしてゆく「水石(すいせき)」は、変わり続ける人間の心みたい。

傷を負い、流れる赤黒い血は生きた証。


韓国のみならず世界にも共通するであろう格差社会を、風刺を込めて鮮烈に描き出した社会派ドラマ。



原題:Parasite

監督:ポン・ジュノ

出演:ソン・ガンホ、
   イ・ソンギュン、
   チョ・ヨジョン、
   チェ・ウシク、
   イ・ジョンウン 他

上映時間:132分

★第72回カンヌ国際映画祭パルム・ドール
★第92回アカデミー賞:作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞








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