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彼もダークナイトだった。
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「バットマン」の宿敵ジョーカーの謎に包まれた誕生劇を描く。

主演は、ホアキン・フェニックス。


格差が進んで妬み、憎しみ、不寛容が蔓延する社会に生きるアーサーは、神経疾患により咳のように笑いが出てしまう症状を抱える。

人を笑わせたいとコメディアンに憧れるが...

ことごとく希望の光を閉ざしてゆく追い詰めかたがひどい。つらい、しんどい、切ない。


ラストの取り調べ官(?)が、大泉洋似で笑えた。そこだけが救い。(救い?)


環境が荒んでしまうと暴力性が芽を出す。
「銃」があると、理性を蹴飛ばす装置として使われる。その怖さを感じた。


黒澤明「天国と地獄」をさらにシリアスにした世界観が、二極化が進む現代とリンクして真実味が半端ない。


つらみを浴び続けた挙句、カオスこそピースの境地に行き着くアーサーの心情にせまる筆致とキャメラワークと、俳優ホアキン・フェニックスの凄み。

扇動者ジョーカーへと変身して弾けざるを得なくなることに納得感。
壮絶に哀しい。

息苦しく生きづらい日々は容赦ない。


バットマンがいない並行世界にしてもよかった。
支持者を集めて立候補。
寛容と排他性を争点にトーマス・ウェインと選挙戦を繰り広げてほしかった。


バットマンが生まれる予感を匂わせていたんで、やはりその世界なのね。

ならば共演を観たい。
実現されるかな。

その時は、アーサーにどうか救いを!

ハグを!



原題:Joker

監督:トッド・フィリップス

出演:ホアキン・フェニックス、
   ロバート・デ・ニーロ 他

上映時間:122分

★第76回ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞(最優秀作品賞)受賞







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