ブログネタ
映画鑑賞日記4 に参加中!
破壊の美がたっぷり。
悲哀にどっぷり。
ain4.gif


ジュンサン(シン・ハギュン)に殺し屋として育てられたスクヒ(キム・オクビン)。
2人は親密になり結婚するも夫のジュンサンは間もなく対立組織に殺されてしまう。怒ったスクヒはすぐさま復讐を果たすが国家組織に身柄を拘束され、未来の自由と引き換えに国家専属の殺し屋となる。


この流れを回想と現在で構成。


開幕していきなり一人称視点での長回しシークエンス。

悪の巣窟を壊滅に至らしめる大立ち回りが観ていて身の危険を錯覚させるほどの臨場感。

主観から客観への転換を鮮やかに映し出す縦横無尽のカメラワークが瞬間的にハイテンションに誘う衝撃の幕開け!


ラストバトルもまた凄まじい。

哀しみの再会後、満身創痍で車を奪って逃げるバスを追跡、えいやっと乗り込んで手斧で一掃。

 バスの運転手が気の毒すぎる。


ドローン撮影されたという中盤のバイクチェイスは目まぐるしくて何がなんだか・・・。


創造性に満ちた怒涛の斬新アクションがただもう「スゴイ」の言葉に尽きる。


主演のキム・オクビン(「渇き」)がなんとノースタントで!

ブラボー!

ウェディングドレスでの狙撃シーンが最高。
この場面のポスター欲しい。


切れ味鋭いアクションの痛快だけではなく、涙と血を流して哀愁を伝える。
内面から憂いと恨みを発してエネルギーとして散らす姿が美しい。


・国家情報院の養成所に候補生が多すぎて滑稽度合いが増してしまった。
・スクヒを含めて数人でよかった。

・そもそも父親は宝石をよからぬ手段で入手したのかな。それであんな目に?

・時系列が複雑でストーリーラインが不明瞭。
・奇をてらいすぎ。

そういった不満はあれど、
非情を徹底してスクヒの壮絶人生を復讐の憐れみで満たして凄絶に描き出した快作。

母親になれない嘆き・・・。
悪女にさせる男ども・・・。


今後がものすごく気になる。
というか心配になる。

宝塚スターのような部長も過去に哀しみがある様子。

二人で安らぎを得られるといいな・・・。








原題:THE VILLAINESS

監督:チョン・ビョンギル

出演:キム・オクビン、
   シン・ハギュン、
   ソンジュン、
   キム・ソヒョン 他

上映時間:124分






ポチッと。。 → にほんブログ村 映画ブログへ