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羽海野チカによる人気コミックを二部作で実写映画化。その後編。


2次元から飛び出してきたと思えるほど配役の全員が息づいていた。

筆頭は神木隆之介による主人公の桐山零。
好演どころではない。
もはや実在!

イジメを受けると身に沁みてダメージになる。他の誰にもこんなつらい思い、痛みを感じないでほしいと思うから自分の殻に閉じこもってしまう。
そんな過去を持つ零はイジメに向かっていったひなたの行動に触れて光が射す。
自分に光を与えてくれた川本家を大切に思うからこその結婚宣言。

先走ってしまった反省と支えられていたことへの感謝を言葉にする終盤が情感たっぷりで、イジメを受けた経験がある我が身にも響いてグッと来た。

何事も零から始まるのだ!


後藤(伊藤英明)の存在感も良かった。
病床の妻への思いが自身に影を生み、くさくさイライラ。
それを胸の奥に仕舞い込んで将棋道への邁進を決めて対局時の凄みを発散。
悲しみを経て男としての器がさらに大きくなった印象。


幸田(豊川悦司)の大人の味も深い。
包容力が内面からにじみ出ている。


林田先生(高橋一生)、いつもラーメンを食べていて栄養面が心配。


宗谷名人(加瀬亮)はただの孤高の無敵ではない。
心身を削って研鑽を重ねて高みに達している。
だからこその静謐で強固なオーラ。


獅子王戦決勝のロケ地、立石寺(山形県)の天に昇るかのごとく続く石段が高みに挑む者達への叱咤激励を演出していて武者震いした。
http://rissyakuji.jp/


シンプルに好きなことに向き合う平穏を乱す試練や困難はいつでもどんなときにも襲ってくる。
そこから逃げずに歩兵の駒のように一歩一歩、前に進んで光を探す。
希望の一手を探し当てる道は険しくて深い。

暗闇のとなりには光がある。
それに気付くことができたら自分を信じられるに至る。


深淵な将棋の世界に対峙する男たちの苦闘のドラマを、原作の魅力であるモノローグを極力排して俳優の内面を発露させるような生きたセリフによる感情表現で描き出したことが映画の勝因に感じた。

現実の生身感がひしひしと伝わるおかげで、桐山零と、川本家の三姉妹、あかり(倉科カナ)、ひなた(清原果耶)、モモ(新津ちせ)の光明へとつながる成長物語を違和感なく応援できた。
みんな幸せになってほしい!!!!


エンドクレジット、藤原さくらが歌う「春の歌」がめっちゃ良い。
静かなトーンで力強くて叙情的で聞き入る。







監督:大友啓史

出演:神木隆之介、
   有村架純、
   清原果耶、
   新津ちせ、
   倉科カナ、
   染谷将太、
   高橋一生、
   加瀬亮、
   伊藤英明、
   豊川悦司、
   佐々木蔵之介、
   伊勢谷友介、
   前田吟 ほか

上映時間:139分


「3月のライオン 前編」

・アニメ第1期






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