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ともに和田竜 著 


「忍びの国」

-伊賀忍者vs.織田信雄軍-

スリリングにスピーディーに描く「天正伊賀の乱」。

謀略、先制、動乱、混戦!


忍びの無門が辿る過酷に息を呑む。

非情が身に染み付いていた男が激戦を経て人間へと生まれ変わる。
そのドラマが力強い!

五右衛門と対峙するラストカットが鮮烈!


覚悟に満ちた痛快な戦いの記録。






「小太郎の左腕」

-左構えの銃を手にしたとき少年に激動がおとずれる-

睨み合いを続ける戸沢家と児玉家。
緊張状態のなか両陣営の命運を握ったのは小太郎という少年だった。


映像化が前提のような登場人物の際立たせ方がキャラ立ちに過ぎて、ちょっと劇画的。

半衛門の暴走。そこからの苦悩と決意に至る心の変化が性急。
深みに欠けたぶん多くを語らず状況を呑み込む喜兵衛が魅力的に見える。


天賦の才を身につけた小太郎が深い悲しみを背負って去ってゆく姿は、
「息災に暮らすんだぞ」と祈らずにはおられん。



・・軽快とドラマチックが心に残る歴史エンターテインメントの2冊であった。


和田竜 著作リスト
「のぼうの城」(2007年) 読書レビュー  映画レビュー
「忍びの国」(2008年)
「小太郎の左腕」(2009年)
「村上海賊の娘」(2013年) 読書レビュー




4101349770忍びの国 (新潮文庫)
和田 竜
新潮社 2011-02-26

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B00B47YC1Q忍びの国 コミック 1-4巻セット (ゲッサン少年サンデーコミックス)
和田 竜
小学館 2011-03-11

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4094086420小太郎の左腕 (小学館文庫 わ 10-3)
和田 竜
小学館 2011-09-06

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