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前作に続いてJ・J・エイブラムスが監督を務めたシリーズ最新作。
IMAX 3D鑑賞。
スクリーンいっぱいに展開されるアクションの数々が、
壮大な臨場感たっぷりで物凄い！
圧倒された！
まさしく宇宙体感！
その躍動にクルーのひとりになって戦っている感覚。
宇宙射出と甲板上でのスポックVSカーンに興奮！
この２つのシーンを観るだけでも3D価格の価値あり。
前作で艦長となったカークは開始後間もなく降格。
向こう見ずで短絡的な彼を好きになれず、
生き返らんでもええやんと呟いてしまった。
悲しい過去を抱えて感情を押し隠しているスポックこそ艦長に相応しい。
と思う。
２人の成長と友情をさらっと描きながらカーンの悪事に立ち向かう構成。
『人類最大の弱点は、愛だ』
『イントゥ・ダークネス』
言うほどダーク度は薄かったなぁ。
誇大コピーに感じた。
ジョーカーがバットマンに仕掛ける精神攻撃の恐怖を描いた
『ダークナイト』ほどの緊張感は無い。
カーンの復讐計画は地球の運命をも巻き込むスケールでは無くて拍子抜け。
とはいえ、彼の怒りと悲しみには素直に共感。
演じたベネディクト・カンバーバッチの泰然自若、
冷静沈着な紳士っぷりが見事な存在感！
スコッティと並ぶと、『SHERLOCK／シャーロック』を想起。
ただのテロリストにしない設定が巧い。
利用された憤りと憂いを伝える低音ボイスと青い目！w
魅力的でがす。
怒りにまかせた復讐心は破滅を生む。
抑制と理解こそが平和の道。
魚雷爆発に気付けよ。
最後はやけくそかよ。
木星は新型艦の建造だったのね。敵の大艦隊かと。
クリンゴン人虐殺の件はスルー？？
それらのツッコミを軽いノリで爆走。
壮大なスケールで未知の世界、未来アイテム、
スペースオペラ、SFの醍醐味をしっかり見せつけ、
テロが蔓延する現代社会の闇も重ね合わせ、
娯楽と両立させるJ・J・エイブラムスの手腕、ストーリーテリング鮮やか！
（新スターウォーズにむけての予行演習にも見える）
原題：Star Trek Into Darkness
監督：J・J・エイブラムス
出演：クリス・パイン、
ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、
アリス・イヴ、
サイモン・ペグ、ジョン・チョー、アントン・イェルチン、
カール・アーバン、
ブルース・グリーンウッド、
ピーター・ウェラー
ベネディクト・カンバーバッチ 他
上映時間：133分
・「スター・トレック」(2009)
・「スター・トレック BEYOND」(2016)
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コメント
コメント一覧 (10)
思いのほかダーク度は薄かったんですが、単なる復讐とか報復劇でもなく、カーンが魅力ある悪役だったのが良かったです。
むしろ、カークとスポックの絆の方が強かったように思います。
3D（っていうか、IMAX)だと、かなり印象も変わるんでしょうね。
前シリーズも、前作も観ずに、ひたすらベネさん目当てに観に行ったんですが(^^ゞ
それでも楽しませてくれるのは流石です。
彼の個性が役柄にマッチしていて、彼を起用してくれてありがとう、とキャスティングした人にお礼を言いたいくらいです(笑)
配役の勝利ですね！
＞BROOKさん
二人の絆をコピーで全面に出せば良かったのに。。＾＾；
＞悠雅さん
ハマっていました！
カーンが彼じゃなかったら普通のSF大作になっていたでしょう。
それをベネ兄さんが見事に体現してましたね。
これでもう出番はなくなってしまうのでしょうかね？
またのご出演を心待ちにしております。
そこは含みがありますね。
是非とも次も続投してほしい！
去年のオフ会でお会いした、
B-scale fan's logの豊中です。
もしかして金曜日の初回で、
映画を見られましたか？
AKIRAさんらしき方を見かけたのですが、
上映直前だったので声掛けを遠慮しました。
機会があればまた。
観ましたよ！
たしか12時40分の回でした。
次は是非ともお声かけ下さい(^O^)
コメント・TBがかけなくて
（というかIEではコメもTBもできない状態になってました）
Googleでやっとブログがちゃんと読めたという状態です。ご無沙汰してました。
スター・トレックは
ぶっちゃけ予備知識皆無に近いもんだったんですが
そんな初心者でも十分楽しめるジェットコースタームービーで
久々満足した洋画でした。
「GIジョー」みたく
アクションだけでスッキリ〜それだけ〜じゃなくて
ストーリー展開でも満足できたのでグッド！
ベネディクト・カンバーバッチもよかったけど
個人的にはギャップが好きなので
スポックでも感情を表に出すことがあるんだ〜でそっちが印象的でした。(^-^)/
同感です。
スポックが良かった！
感情の葛藤がドラマ性に繋がっている！
(^O^)