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1シリングから始まる家族と言葉の物語。 
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史実の映画化。

言葉がスムーズに話せない吃音で悩むイギリス国王ジョージ6世が、妻とスピーチセラピストの支えで克服してゆく姿を描く。


厳格な父親と自由な兄に挟まれ、さらに障害への偏見も抱え、葛藤とともに日々を生きてきたジョージ。

彼の心労は察するに余りある。


スッと相手の懐に入ってその心を解きほぐしてゆくライオネルに出会い、やがて構築される信頼と友情がジョージのストレスを軽くする。

スポーツもののようにシンプルな構成。

だからといって派手に盛り上げをつくらずに、二人の交流を丁寧に描いてゆくドラマが好印象。

誠実な品格にも満ちている!


3人の役者が素晴らしい。


最近はティム・バートン作品のイメージが強いヘレナ・ボナム=カーターはそういえば名優だった。w
 > 「眺めのいい部屋」名作!!

自然な気品と優しさでジョージの妻を好演。


ジェフリー・ラッシュもまた見事。
人当たりのいい陽気な性格の裏に、相手を心から思いやる気持ちが滲んでいて素敵!


そして、主演のコリン・ファース。

悲しみ、苛立ち、勇気などの感情の機微を繊細な表現で人間味を持って伝え、共感度100%。


励まして支える二人の存在を受けて悲しみを消化し、言葉に向き合い、大舞台に臨むジョージの姿が凛々しい。


劇的なラストの演説に感動した。

胸を打った。


困難を乗り越えたうえでの演説だから、国民のハートに響くのは当然だよなぁ。

そりゃ団結するよ。


エピローグの字幕にもまた感動!!



めっちゃええ話や!


人との出会いが輝きとなって、かけがえのないものとなってゆく様子を、ユーモアを入れながら奥深いドラマに仕上げた脚本と監督の演出に拍手。


秀作。





(日本の政治家も言葉に責任と誠意を持って臨んでほしい・・・。
居丈高に吼えるばかりでなく淡々と落ち着いて話せばいいのに。)



原題:The King's Speech

監督:トム・フーパー

出演:コリン・ファース、
   ジェフリー・ラッシュ、
   ヘレナ・ボナム=カーター、
   ガイ・ピアース、
   ティモシー・スポール、
   デレク・ジャコビ、
   マイケル・ガンボン 他

上映時間:111分

★ 第83回アカデミー賞:作品賞・監督賞・主演男優賞・脚本賞










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