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十人十色の輝き。
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名作「河童のクゥと夏休み」以来となる原恵一監督の最新作!!


原作は,森絵都による同名小説。


あの世で「抽選に当たりました」と告げられ,
生まれ変わりのチャンスを与えられた<ボク>が体験する物語。


中学生,小林真の声はクゥの子! 冨澤風斗くん!

オカン役は麻生久美子。
おかげで,心なしか綺麗に見えた。w


真をサポートするプラプラの関西弁に可愛げがなくて,
最後まで好きになれず・・・。嫌いでは無いけれど。。

幼稚園児みたいな小ささ,
「うる星やつら」のテンちゃんみたいなキャラなら面白かったかも。。


音楽の挿みがあざとく感じた。

特に「手紙」・・・。あそこは音楽不要に思えた・・・。


不満はそれくらい。


佐野唱子のキャラが変更されている点と,
真&早乙女の脇道のほかは,原作とほぼ同じ展開。


借りぐらしの肉体で客観的に日常を重ね,
ちょっとずつ自分の世界が広がってゆく喜びと,
日常の些細な輝きと安らぎに気付いて成長してゆく小林真。

彼の体験を通して直球で描く「命」のテーマは,
響くポイントが多く,琴線に触れた。


玉電の足跡を辿る寄り道が好き。

早乙女が良い奴すぎて泣ける。

兄ちゃんも同じく。


再挑戦の機会を得た「魂」は,前世で罪を犯したもの。

その「罪」とはいったい何なのか。

原作を読んで知ってはいても,やっぱりハッとしてグッときた。


取り返しのきかない人の死は,周りの心に傷を植え付ける。

と,伝えると同時に,
眼中になかった佐野と会話を始めたように,
日常風景は,気付けば実は「色」に満ちている。

自暴自棄で自己チューで,ろくでなし。
葛藤しまくり,悲しみ抱えまくり。
かと思えば,小さな嬉しさで笑顔。

人は存在するだけで誰かを傷つけ,支え,助けている。

食べて泣いて笑って生きている。

それこそが「人間」であると
優しく十人十色を肯定する人間讃歌に泣いた。


 作風が実写に近いと言われながら,アニメの世界にいる原恵一監督。

 もしかして,
 繊細から誇張まで,
 感情演出が自在だからアニメを作り続けているのかも。



今作を,イジメに遭って暗かった中学時代に観てたら,
号泣,そんでもって宝物な存在になったやろなぁ。

遠い目で過去を思い返してみた。

そういえば,イジメられてたとはいえ,
3年間すべてが悲しかった訳じゃない。
楽しい事も幾つかあった。


小学3年生で自殺してしまう悲しいニュースがある現代。


子供たちにこそ,この作品を観てほしい。



 さいごに,一句
「溢れてる 色とりどりの 泣き笑い」



監督:原恵一

声:冨澤風斗,
  まいける,
  入江甚儀,
  南明奈,
  宮崎あおい,
  中尾明慶,
  麻生久美子,高橋克実 ほか

上映時間:123分



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