ゾクッとしてワクワク。
そして涙。
トニー賞を受賞したブロードウェイミュージカルをティム・バートン＆ジョニー・デップの黄金コンビで映画化。
無実の罪を着せられ愛する家族を奪われた理髪師ベンジャミン・バーカーの復讐劇。
背筋震える興奮と恐怖で劇中に誘うオープニングから始終歌いっぱなしの登場人物たち。
繊細に大胆に気持ちを歌い上げたすべての役者に拍手。
とりわけ主演の二人が素晴らしい。
愛嬌と度胸でトッドを支え、よからぬ企みを実行するミセス・ラベットをヘレナ・ボナム＝カーターが存在感たっぷりに表現。ミートパイ食べられなくなる・・・。
愛の実を勝手に結ばせる能天気な夢に笑う。
主役のスウィーニー・トッドことベンジャミン・バーカーはジョニー・デップが迫真の演技で魅せる。
モノクロを心象風景としたロンドンで復讐の憎悪に取り憑かれ幸せだった過去で時間が止まっている悲しき男を人間としての魅力も味付けしながら熱演。
彼の役者としての幅と深みを感じた。
幾つもの一途な愛の形を織り交ぜながら進む物語。
後半になってようやくホラーショーが開幕。
溜めた感情を爆発させるように吹き出す鮮血！
流れ作業で死者を地下に落とす連続シーンが滑稽に展開。怖くて面白い。
その行き着く先、血に染まった美しい抱擁に鳥肌。
トッドの感情の流れが幕を閉じるラストに息を呑む。
暴走したが最後、止める事が難しい憎悪の感情の恐怖から復讐の無意味をシンプルかつ力強く突きつけ先の読めないストーリーで画面に見入らせ切ないラブストーリーに涙させる！
ただ、デップ様大好き〜、素敵〜言うてる見た目重視のファンの方が観たら震えるかも。
原題：SWEENEY TODD：THE DEMON BARBER OF FLEET STREET
監督：ティム・バートン
出演：ジョニー・デップ、
ローラ・ミシェル・ケリー、
ヘレナ・ボナム＝カーター、
エドワード・サンダース、
ジェイミー・キャンベル・バウアー、
ジェイン・ワイズナー、
サシャ・バロン・コーエン、
ティモシー・スポール、
アラン・リックマン 他
上映時間：117分
★ 第80回アカデミー賞：美術賞を受賞
★ 舞台版とTV版。
TV版は「ベオウルフ」のおっちゃん。
★ ポチッと。。 →
そして涙。
トニー賞を受賞したブロードウェイミュージカルをティム・バートン＆ジョニー・デップの黄金コンビで映画化。
無実の罪を着せられ愛する家族を奪われた理髪師ベンジャミン・バーカーの復讐劇。
背筋震える興奮と恐怖で劇中に誘うオープニングから始終歌いっぱなしの登場人物たち。
繊細に大胆に気持ちを歌い上げたすべての役者に拍手。
とりわけ主演の二人が素晴らしい。
愛嬌と度胸でトッドを支え、よからぬ企みを実行するミセス・ラベットをヘレナ・ボナム＝カーターが存在感たっぷりに表現。ミートパイ食べられなくなる・・・。
愛の実を勝手に結ばせる能天気な夢に笑う。
主役のスウィーニー・トッドことベンジャミン・バーカーはジョニー・デップが迫真の演技で魅せる。
モノクロを心象風景としたロンドンで復讐の憎悪に取り憑かれ幸せだった過去で時間が止まっている悲しき男を人間としての魅力も味付けしながら熱演。
彼の役者としての幅と深みを感じた。
幾つもの一途な愛の形を織り交ぜながら進む物語。
後半になってようやくホラーショーが開幕。
溜めた感情を爆発させるように吹き出す鮮血！
流れ作業で死者を地下に落とす連続シーンが滑稽に展開。怖くて面白い。
その行き着く先、血に染まった美しい抱擁に鳥肌。
トッドの感情の流れが幕を閉じるラストに息を呑む。
暴走したが最後、止める事が難しい憎悪の感情の恐怖から復讐の無意味をシンプルかつ力強く突きつけ先の読めないストーリーで画面に見入らせ切ないラブストーリーに涙させる！
ただ、デップ様大好き〜、素敵〜言うてる見た目重視のファンの方が観たら震えるかも。
原題：SWEENEY TODD：THE DEMON BARBER OF FLEET STREET
監督：ティム・バートン
出演：ジョニー・デップ、
ローラ・ミシェル・ケリー、
ヘレナ・ボナム＝カーター、
エドワード・サンダース、
ジェイミー・キャンベル・バウアー、
ジェイン・ワイズナー、
サシャ・バロン・コーエン、
ティモシー・スポール、
アラン・リックマン 他
上映時間：117分
★ 第80回アカデミー賞：美術賞を受賞
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★ 舞台版とTV版。
TV版は「ベオウルフ」のおっちゃん。
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★ ポチッと。。 →
◆プチレビュー◆バートン印のグラン・ギニョール劇は哀しい復讐の物語。ミュージカル初挑戦のデップの歌声が見事だ。 【７５点】
19世紀のロンドン。天才理髪師スウィーニー・トッドはフリート街に店を構える。彼は、15年前に自分を無実の罪で投獄した上、妻子まで奪った...
原題： SWEENEY TODD: THE DEMON BARBER OF FLEET STREET
公開年度： 2008年
監督： ティム・バートン
上映時間： 117分
キャスト：ジョニー・デップ（スウィーニー・トッド）、ヘレナ・ボナム＝カーター（ミセス・ラベット）、アラン・リックマン（ターピン判事）、ティ...
悪魔の理髪店へようこそ！・・・切れすぎるカミソリと、大量の血しぶきと、香ばしいパイの匂いを携えて＿＿。さて、スウィーニーのカミソリの餌食にならないのは、誰？
19世紀のロンドン。フリート街で理髪店を営んでいたベンジャミン・バーカーの幸せの日々は、ある日突...
なんて素敵なコピーだろう。観る前からワクワクさせられた。
コメント
コメント一覧 (32)
ジョニーの演技が素晴らしかったですね〜。
で、やっぱりミートパイは当分食べられないですよね^^;
ジョニーの役者魂を見ました！
かっこよかったぁ〜，ジャック船長より好きかもです。
ミートパイを見るたびに思い出しそうですね，アレを。。＾＾；
ジョニーも演技も凄まじかったですが、他のヘレナさんとか、リックマン氏とかコーエン氏とかみんな怪しげで見事でした。歌も上手いのに驚きです。
ラストシーンも美しかったですね、バートン映画の最高傑作にも賛成です。
私も今までのジョニーの中で一番素晴らしい演技だったと思いました！！
というか、ジョニーがトッドそのものになり切っていましたよね〜
殺人鬼と化してしまったトッドに『人間としての魅力も味付けしながら熱演』出来る俳優なんてジョニーしかいない！！（笑）
バートン監督が作りだした世界観も素晴らしかったです。
ミュージカルってことを忘れさせるくらいに、俳優陣の演技が秀逸でした！！へレナはじめキャストも皆良かったんですね♪
どうして海外の俳優はこうも達者なんでしょうか。
音楽のDNAが染み込んでるのかなぁ。
キャスト全員お見事でしたね！
＞由香さん
さすがデップ。
素晴らしい役者魂を見せてくれました。
アカデミー賞ノミネートも期待しましょう！
海賊で多くのファンをゲットしたジョニー様ですから、
あの陽気なキャラの印象でこの作品を観たら
ヒク人も多いかもしれませんね(笑)。
それにしてもホントに素晴らしい作品でした。
久々に傑作に出会ったときの、あの興奮で胸がいっぱい
です。
私は以前からスウィーニーを知っていたので、
バートンがこんなにも素晴らしい作品に作り上げてくれ嬉しい限りです‥！
トッド役はジョニーだからこその、迫真の演技でした！！
もう一度観に行きたいっと思う毎日です（笑
こんばんは♪
TBコメントありがとです！
満点？？！
わたしも気に入りました〜。
ジョニーはまさにハマり役で、独壇場だったけど
ヘレナも、そしてアランリックマンも個人的にはかなりツボでした。
ボラットのサシャもネ！
バートンの世界観も生きてましたね〜。
「見た目だけじゃなく役者としてファンになってくれよ」
デップのそんな声が聞こえてきそうでした。
＞ドン子さん
二日経っても余韻が残っています。
あぁDVDが待ち遠しい〜。
＞migさん
ヘレナも，アラン・リックマンも存在感ありましたね〜。
さっすがの演技力でした。
お見事！
ジョニー・デップってやっぱりすごいなーって思いました。
いつもどんな個性的な役でもこなして、今回に関してはミュージカルまで！
グロイのは苦手な方なのですが、なぜか結構観れたのはミュージカルだからでしょうか
真面目〜なドラマだったら，
悲鳴を上げそうなホラーになったでしょうね・・・。
ミュージカルの威力は凄い！
私の方からＴＢがなぜかうまくできません。
まさに”怖くて面白い”映画でしたね。かなり刺激はきつかったけど、最後に向かってそれぞれの物語がうまく収束していって、ぐいぐい引っ張られました。
転がり落ちるような中盤からラストまでの展開が，
恐ろしくも悲しくって見応えがありましたね。
お手数おかけしますが，
TB，また時間を置いて送ってみてください。m(_ _)m
あたしのつぼは、ボラット氏でしたわ。
歌ってんと剃れよ！
って突っ込みたくなる髭剃り対決に笑いました。＾＾
「ボラット」まだ借りられません。。
テレビドラマやかなり前にイギリスで作られた映画版のスウィーニー・トッドなら聞いていたのですが、レン・ウィンストン版のものまであるんですね。・・・でもパッケージからして本作のジョニー版よりも残酷描写多そうな気がしますね・・（笑
それにメジャーな作品のタイトルを似せた未公開作品も後々になってレンタルされるのが定番ですし、なんかそっちの方が個人的に楽しみになってきました(＾▽＾;)
いろんなパターンのスウィーニー・トッドを，
片っ端から制覇したい気にさせます。
それだけ物語に魅力があるということかな。
TBをありがとうございました。お返しのTBがどうしても入らないので（ライブドアへの送信が不調です。受信はできるのですが）コメントのみで失礼します。
復讐のむなしさと，切ないラブストーリー・・・・。わたしはうっかりラブストーリーの方を見落としていましたが，そうでしたね！ますます完成度の高さに脱帽です。
ティム・バートン，円熟味を増してきましたね〜。
これからの作品も楽しみ！
TBご迷惑おかけしました。m(_ _)m
また時間を置いて送って頂ければ嬉しいです。
結構グロかったですが、久々「人肉饅頭」を思い出しましたよ（笑） あの真横に切られたノドからの血はチョコレートに見えたりして（笑） もしかしてチョコレート工場のフリかも（爆）
「チャリチョコ」と裏表みたいな作品でしたね！
DVD化されたら，二本立てで観ようと思います。w
昨日、有楽町のマリオンにてこの映画を観ました。
いゃ〜あ、観た後は暫く気分が悪くなってうずくまっていましたよ。
それにしてもいつもながらですが、ジョニー・デップの演技力には舌を巻きました。
愛人役のへレナ・ボナム＝カーターも見事ですね。
テクニカル的にはほぼ満点の映画でしたが、健康に自身のない方は観ないほうがいいと思いました。
歌が中心で良かったし怖い部分あったが役者が上手く怖さ出てるし
最後の嫁さん生きてるは完全に予想を裏切られましたよ。
それなりの覚悟を必要とする内容。
見た目のデップのファンはこれを観てどう思ったのか気になります。＾＾；
＞ヒガシさん
あの女性，恥ずかしながら全く気付かずゾワッとしました。
悲しかったなぁ〜。
ご感想楽しみにしています。＾＾
TBありがとうございました。
＞ミートパイ食べられへん・・・。
この一言に大爆笑してしまいました！
確かに・・・食べられへんわ・・・！
恐るべし悪魔の理髪師、今までの中でもダントツの作品になりましたよ。
（見た目重視のファンではないので、、、笑！）
ラストが全てを物語っている素晴らしい作品です。
ミートパイってもともとあまり好きじゃないんですが，
この映画を観てしまうと，
たぶんこの先も食べないだろうと・・・＾＾；
ラストが秀逸でしたね。
今年のベストエンディング候補です。
でもカミソリで首を切るシーンは思っていた以上に怖かったです。
首は生命線ですからね・・・血液が・・・。
思わず自分の首を押さえてしまいました。。
＞ジョニー・デップが迫真の演技で魅せる。
おっしゃる通りですね。
ジョニー・デップの真骨頂だと思いました。
＞切ないラブストーリーに涙させる隙の無い完成度は，
＞ティム・バートンの最高傑作！
同感です。
全てに唸りたくなる作品でした。
繰り返しの鑑賞に耐える魅力がありますね。
早くもDVDが待ち遠しいですね〜。
ティム・バートン作品って，リピーター性が高い！
TBありがとうございました。
どの役者もいい演技してましたね〜。
特にジョニーはハマリ役でしたね。
血しぶきと人肉パイはゾクっときました・・・。
あんなパイは映画の中だけで十分ですよね〜・・・。